子どもたちを川に誘い、楽しく安全に学び・遊ぶためには、川の楽しさ・生き物などの多様な自然の魅力等を通して、川(水環境や自然環境)や水の大切さ、そして、時には洪水等の災害をもたらすことを認識し、日頃から河川に関心を持ってもらうことが必要です。しかし、自然そのものである川と流れる水の中には、内在するさまざまな危険が存在します。川や水辺で活動にはこれらの危険に対する知識と対処するためにスキルが不可欠です。
 そこで、当会が今までの川づくり活動を通して繋がりを持ち、女性で活発に活動を進めておられる方々を日本各地から招き、「女性が手がける川づくりフォーラム&分科会」を開催いたしました。今回お招きしてお話しいただいた方々は、教育現場で様々なスキルを活用されており、八代地域でもこのような取り組みを学び、活かされることを期待し、開催いたしました。
 当日はたくさんの参加者にご来場いただき、ありがとうございました。また、遠方よりお越しいただいた登壇者の皆様や関係者の皆様、ほんとうにありがとうございました。

期日・時間 平成26年3月15日 午前10時〜午後3時
              3月16日 午前9時〜12時(エクスカーション)

初 日 平成26年3月15日 午前10時〜午後3時
場 所 やつしろハーモニーホール フォーラム(大会議室)
                      分科会 3会場(研修室・会議室)


パネラーの皆様のご紹介はこちら → フォーラムリーフレット(パラパラめくりながらご覧になれます。)
                                                        ポスター&分科会チラシ

受付・開会式



受付の様子

開会式、松浦代表の挨拶

今回のフォーラムでご登壇いただくパネラーの皆様
お一人ずつご紹介しました。
開会式会場の様子


分科会(★はコーディネーター) 10時〜11時55分

第1分科会  川にふれ合う まちづくり(地域づくり)
      ★渡邊 容子 先生 (八代市教育委員会教育部学校教育課指導主事)
       堂薗 俊多 所長 (国土交通省八代河川事務所)
       川真田早苗 先生 (徳島県吉野川市川田中小学校教諭)
       末松 弘  氏  (竃柾シ電子製作所 社長)
       岩本 剛  氏  (熊日宮原販売センター/宮原好きネット支配人)
       中村 秀徳 氏  (不知火地区海漁業士会(次世代のためにがんばろ会))


第1分科会では、地域づくりを主なテーマに話し合われました。
堂園氏は、地域に愛される球磨川を取り戻す取り組みについて紹介。
川真田先生は、地域と密着した環境教育の実例を紹介。
岩本氏は、地域で取り組んでいる子ども記者クラブや大学生のインターン受け入れの実例を紹介。
末松氏は、外来魚駆除を目的とした電気ショッカーボートの紹介。
中村氏は、海の漁師として川に対する思いや意見を語られました。
どなたの取り組みも地域の人々から望まれていること、そして地域の人々の協力が必要だということでした。

第一分科会のパネラーの皆様

第一分科会のまとめ役の渡邊先生(左)と
パネラーの川真田先生(右)

パネラーの堂薗氏(右)

地域のマスコットを紹介するパネラーの岩本氏

パネラーの末松氏

パネラーの中村氏


第2分科会  水辺の環境教育
      ★皆川 朋子 准教授   (熊本大学)
       森田 洋  准教授   (北九州市立大学)
       川口 芳人 副所長   (国土交通省八代河川事務所)
       田端 康二 課長    (熊本県八代保健所)
       中川 順一 氏     (八代市役所環境課)


第2分科会では、水辺の環境教育について話し合われました。
森田先生は、八代の特産品「いぐさ」の機能性とその製品化への取り組みや当会が行なっている牡蠣殻
を使った水質浄化の効能やその活動体験による環境教育の効果などについて紹介。
川口氏は、かつてやつしろの”川がき”の紹介と球磨川下流域の水辺の現状と今後の利活用の可能性に
ついて紹介。
田端氏は、八代で実施されている不法投棄監視パトロールやその子ども版である「子どもごみパトロール」
などの事例を紹介。
中川氏は、市民・子供向けの干潟観察会や野鳥観察会、学校の先生対象の研修会などの取り組みを紹介。
まとめ役の皆川先生も、白川をより魅力的にするための活動事例を紹介。大学で指導している学生たちに
このような活動を体験してもらうことによって、将来川づくりにかかわるエンジニアや役人を育てることになる
とおっしゃっていました。
     

第二分科会のまとめ役の皆川先生

パネラーの皆さん

パネラーの森田先生(左)と川口氏(右)

パネラーの田端氏(左)と中川氏(右)


第3分科会  防災のあり方と教育手法
      ★金沢 緑  教授    (広島修道大学)
       上久保祐志 准教授   (熊本高専八代キャンパス)
       増田 龍哉 特任助教授 (熊本大学)
       的場 孝文 課長    (国土交通省八代河川事務所)
       上野 豊  氏     (川内川流域連携ネットワーク 事務局)


第3分科会では、主に川の防災教育について話し合われました。
上久保先生は、防災教育と環境教育の効果について小学校等での学習活動の事例を紹介。
増田先生は、沿岸域での「環境と防災の調和」をテーマにした小学校等での学習活動の事例を紹介。
的場氏は、水防災教育(水防災河川学習プログラム)の取り組みや九州地方整備局の地域防災の取り組み
の事例を紹介。
上野氏は、河川学習(体験活動)を通じた子どもたちや保護者等への水難事故防止や減災の啓発活動の紹介。
金沢先生は、教職時代に取り組まれた環境教育の取り組みや水教育プログラムやRACの水防災教育の
取り組みの事例を紹介。
終始、金沢先生のペースで進められ、先生の押しの強いパワーに男性パネラーもやや緊張気味でした。
防災教育において、経験で固定観念に縛られた大人を教育することの難しさが課題に挙がりました。

第三分科会のまとめ役の金沢先生

パネラーの上久保先生(左)と的場氏(右)

パネラーの上野氏(左)と増田先生(右)

第三分科会の会場の様子



正午〜午後 12時50分
「ふるさとエコすごろくカルタ」「希少生物カルタ」の展示と説明
  八代農業高等学校、八代工業高等学校、八代清流高等学校

八代農業高校の生徒さんによる希少生物カルタの説明

八代工業高校の生徒さんによる希少生物カルタの説明

八代清流高校の生徒さんによるふるさとエコかるたの説明

ふるさとエコかるたの見本

関係団体の展示

一般参加者の展示物見学の様子

一般参加者の展示物見学の様子

国土交通省の展示

国土交通省の展示

末松電子さん(左)と八竜天文台の展示(右)

希少生物カルタの見本

希少生物カルタとふるさとエコかるたの作成作業の紹介

八代白百合学園高校写真部の作品展示

八代白百合学園高校写真部の作品展示


フォーラム  13時〜15時
 コーディネーター 宮瀬 美津子 先生 (熊本大学)
     パネラー  金沢 緑   先生 (広島修道大)
            川真田早苗  先生 (徳島県川田中小学校教諭)
            皆川 朋子  先生 (熊本大准教授)
            渡邊 容子  先生 (八代市教育委員会 学校教育課指導主事)
            松浦 ゆかり    (次世代のためにがんばろ会代表)


午後のフォーラムでは、午前中の各分科会のコーディネーターから分科会の概要を報告。
その後、まとめ役の宮瀬先生の進行で、各女性パネラーの川づくりに対する経験や思いを
語っていただきました。

フォーラム全体のまとめ役の宮瀬先生

パネラーの渡邊先生

パネラーの川真田先生

パネラーの宮川先生

パネラーの金沢先生

パネラーの松浦代表


2日目 エクスカーション 午前9時〜午後1時
    "地元漁船で行く海の幸を楽しむ見学会" 


主催:次世代のためにがんばろ会    共催:やつしろ里海ネット
後援:国土交通省八代河川国道事務所 熊本県八代地域振興局  八代市 氷川町
   熊本県教育委員会 八代市教育委員会 氷川町教育委員会 氷川ダム管理所 
   清流氷川流水対策協議会 氷川せせらぎの会 泉シンポ塾  日本製紙八代工場
   末松電子製作所 山の台所 ネイチャーやつしろ 
   
★この企画は(公財)河川財団の助成金を受けて行いました。